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こだわり貫いた店舗づくりを
通じて新たなブームを
巻き起こす。

志村 悟国内事業本部 秋葉原本店 店長/1997年入社

入社後すぐにぶつかった壁

もともとパソコンへの興味が強い人間でした。私が入社した1997年当時のラオックスにはコンピューター館という専門店があったので、それがラオックスを志望するきっかけになりましたね。当時から、ラオックスは取扱品目がとても多彩でした。私は大学で経営について学んでいたので、より一層「家電だけにとらわれない、最新の人気商品」を取り扱うラオックスに興味を抱いたのです。
好きな商品を取り扱える、という気楽さでラオックスに入社し、地元店舗のコンピューター売場に配属された私は、ラオックスで働くうえで最初の壁に対面しました。それは、パソコンを「売るための知識」が決定的に不足していた、という点です。パソコンは好きでしたが、“自分で使うための知識”と“売るための知識”は全くの別物でした。
知識さえあればある程度売れるだろう、とタカを括っていた私と先輩社員との売上の差は歴然で、販売力の差を先輩に見せつけられた私は俄然燃えてきました。
「絶対に販売でナンバーワンになってやる」と心に誓ったのです。

志村 悟

すべては「販売のプロになりたい」という
想いから

それから、時間をかけて現場経験を積むことで売上を構築できるようになっていったと同時に、固定客をつかむコツや交渉能力、臨機応変さ、柔軟性など、販売に不可欠な能力を体得していきました。モチベーションの源はただ一つ、「販売のプロになりたい」という強い想いです。
コツコツと地道に歩んだ甲斐もあり、2003年にはその店舗のマネージャー職に就くことができました。マネージャーになってからは一気に部下も増え、チーム全体の売上バランスを見るようになったのですが、年上・年下の区別なく教育し、導くことの難しさに直面。このマネージャー職も私にとっては壁の一つでした。そこで大いに活きたのは、あの「販売のプロになりたい」という想いだけを持って接客に取り組んでいた日々です。販売員として培ったあらゆる経験と知識は、チームの長所と短所を客観視し、次のステージへ向かわせるために磨かれたかけがえのない武器となりました。

人生最大のターニングポイント

そして2011年、秋葉原本店の副店長へ就任後すぐに、東日本大震災が起こったのです。これは、ラオックス的にも大打撃でした。客足も遠のく中、スタッフのモチベーションをいかに上げるかが目下最大の課題であり、私の人生において最も大きなターニングポイントとなりました。
モチベーションを上げるため、様々な試みを始めました。当時、スタッフの8割は外国人だったのですが、ラオックスの目指す方向を見失わないための徹底的な話し合いのほか、私を含めて全員で各国の民族衣装や浴衣を着て販売したり……。試行錯誤でしたが、そういったスタッフに楽しく働いてもらうための地道な取り組みは、着実に効果を上げたと思っています。そこから徐々にお客様は増え始め、やがて今日のインバウンド景気につながりました。あのターニングポイントは、ラオックスにおいても「リスタートの原点」と言えるのではないでしょうか。

「銀座EXITMELSA」の立ち上げ
~積み上げた経験に救われる~

現在は、秋葉原本店の店長をさせていただいているのですが、当時「銀座EXITMELSA」の立ち上げを推進した時のエピソードを紹介させてください。
「銀座EXITMELSA」は“エレガンスアパレル”をテーマに、2015年7月にオープンした店舗で、従来のラオックスの店舗とは少し異なり、「銀座という土地に調和した高級感」と「ラオックスのカジュアルさ」を兼ね備えています。私はその立ち上げ時に店長を任されたのですが、従来のラオックスとは性質の異なる店舗だったため、その店づくりの段階において、経験を積んだ私でも初めて直面する問題が多々ありました。例えば、銀座という街の景観保護のため、フロアマップなども派手な色使いはできず、「アピールさせるためのものなのに目立たせてはいけない」という矛盾に直面したのです。単に格調高い店をつくるのは簡単ですが、そこにラオックスならではのカジュアルな雰囲気や持ち味を加味しながらバランスを保持することは難しく、挑みがいのある業務でした。日本人を納得させるための「日本人的な感覚」と、観光客を納得させるための「訪日外国人的な感覚」のちょうど中間部分のセンスが要求されました。それに関しては、デベロッパー含めた関係各所と根気よく話を詰め、みんなが納得できる形に収まりました。そのほか、細かなトラブルは色々とあったのですが、そういった出来事やターニングポイント、そして壁に直面するたび、いつも私を救ってくれるのは“一からコツコツと積み上げてきた経験”であるように思えます。

これからの銀座、これからのラオックス

「銀座EXITMELSA」を立ち上げる前、上司は私に「これから銀座はどんどん変化していく」と言いました。それは現在、銀座エリア長を兼任している私自身も強く感じています。この先、同業他社との競争が予想される中、勝ち残っていくための明確な店舗には「ラオックスの強み」のさらなるブラッシュアップが必要でしょう。
ラオックスの強みとは、商品提案力が最たるものです。ラオックスは商品提案のパイオニアで、炊飯器・洗浄便座・デジカメ・南部鉄瓶など、様々なブームをつくってきました。それらはバイヤーなどから働きかけた場合もあれば、現場でお客様から上がった要望がきっかけとなることもあります。一店員がつくったものですら存在します。それらブームで大きく利益を上げたことも事実。ラオックスは大規模な会社なので、一過性のブームであっても、それがもたらす余波は計り知れないのです。
その強みを活かし、次を見越して、今までにない店舗を構築する。これまでの銀座では取り扱えなかった商品とは? 今までラオックスが取り扱ったことのない商品とは? 次はどんなブームをつくろうか? そういったことを考え出すと、ワクワクしてきます。
そんな店づくりの醍醐味を共有できる、前向きで好奇心の強い方と共に働きたい。成長意欲が強く、チャレンジすることに喜びを感じていただける方なら、きっと私と同じように店づくりを楽しんでいただけると思っています。

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